MTBはオフロードもオンロードも、あらゆる場所を走行することの出来る乗り物です。
オフロードと兼用で街乗りもという人もいれば、街乗りだけ、オフロードだけという人もいると思います。
勿論、街乗りにするには軽量で路面抵抗も少ないクロスバイクやロードバイクの方がスピードは速いかもしれませんが、速いだけが全てではないですよね。

そんな街乗りMTBerが最終的にたどり着くのがスリックタイヤという選択肢。
今回はスリックタイヤの中でも特別太いタイヤであるシュワルベのビッグアップルの紹介をしたいと思います。

スリックタイヤの魅力

MTBを街乗りに使うその最大の理由は「かっこいい」というのが大きいんじゃないかなと個人的には思っています。
「段差を楽に超えられる」「乗り心地が楽」といった理由もあると思いますが、「太くてごついタイヤが率直にかっこいい」というのが大きいと思います。

そんな太くてかっこいいMTBタイヤですが、やはり太い分路面抵抗も大きく、クロスバイクやロードに比べて走っていて遅い・疲れるというのはあると思います。
そんな人がたどり着くのがスリックタイヤという選択肢。
ブロックタイヤの様にブロックがないので路面抵抗が少なく、速く楽に走れるのがスリックタイヤの特徴で、街乗りには最適です。

細いスリックタイヤはかっこいいか?

MTBを街乗りで速く走るためにと、1.5インチほどの細いスリックタイヤを選択する人も多いと思います。
よく選択されるのはMAXXISのデトネイターでしょうか。

悪くはないと思うんですが、1.5インチまでタイヤが細くなってしまうと、それはもうクロスバイクとなんら変わらないというか、MTBの魅力が失われてしまう様な気がするんですね。
MTBの太いタイヤが好きと言う人は、それで納得できるでしょうか?

出来れば2.0インチ以上のスリックタイヤを選びたい

見た目はMTBっぽく、でもスリックタイヤでとなると、2.0インチ以上のスリックタイヤがお勧めです。

SCHWALBE / KOJAK

KOJAKはタイヤの溝が全くない、完全なスリックタイヤなのが特徴です。
最も太いタイヤサイズのラインナップは2.0インチです、

SCHWALBE / BIG APPLE


「バルーンタイヤ」とも呼ばれるビッグアップル。
抜群のエアボリュームが心地よく、タイヤサイズのラインナップも2.0、2.15、2.35インチが揃っています。

MAXXIS / HOOKWORM


今回紹介する中では最もタイヤサイズが太い2.5インチ。
ほぼセミファットと言っていいレベルでしょうか。しかし、太い分だけ重量もやはりそれなりにあります。

お勧めはビッグアップル

ビッグアップルは街乗りにスリックへ交換したいけど、細いタイヤは嫌だ、太いタイヤがいいという人にはベストチョイスです。
まず、2.35インチというタイヤの太さ。これだけで採用価値がある人もいるでしょう。
それに加えてビッグアップルは非常に走行性能が高く、転がり抵抗が小さいので太い割には速く走ることができます。
重量は26インチ×2.35インチでは780gと決して軽くはありませんが、転がり抵抗の小ささから、その重さを感じることなく軽快に走ることができ、一般的な価格帯のクロスバイクと比べても遜色ありません。
太いスリックタイヤといえば、MAXXISのフックワームも選択肢に挙がりますが、フックワームは重量が1125gもあるため、走行性能はビッグアップルに軍配が上がります。

ビッグアップルならオフロードも走れる

公園で。

スリックタイヤはオンロード専用、オフロードは走れないと思っていませんか?
ビッグアップル程タイヤが太いと、路面を捉える性能も比例して高くなるので、実はスリックタイヤながらもオフロードも十分に走ることができます。
もちろんトレイルや専用コースとなると厳しいかもしれませんが、公園などのちょっとした砂利道や草地程度であれば難なく走れてしまうんです。

ちょっと公園でMTBで遊びたいけど、いちいちタイヤを履き替えるのは面倒・・・という人も、ビッグアップルを履いていれば面倒なタイヤ交換必要もありません。
エアボリュームもたっぷりなので、タイヤ自体に耐衝撃性能もありますし、それに加えてMTBにはサスペンションがあります。
木の根や階段下りくらいなら何の問題もなく走行出来てしまします。

まとめ

MTB特有の太いタイヤとオンオフ共に走れる走破性、重量のバランス。
これが、ビッグアップルをお勧めしたい最大の理由でしょうか。

MTBで街乗りをと考えている人は、是非ビッグアップルを試してみて下さい。

https://www.mtb-style.xyz/wp-content/uploads/2012/11/f7ad45d8391d2e3f2a4a015bab7b68052.jpghttps://www.mtb-style.xyz/wp-content/uploads/2012/11/f7ad45d8391d2e3f2a4a015bab7b68052-150x150.jpgnakasea製品紹介MTBはオフロードもオンロードも、あらゆる場所を走行することの出来る乗り物です。 オフロードと兼用で街乗りもという人もいれば、街乗りだけ、オフロードだけという人もいると思います。 勿論、街乗りにするには軽量で路面抵抗も少ないクロスバイクやロードバイクの方がスピードは速いかもしれませんが、速いだけが全てではないですよね。 そんな街乗りMTBerが最終的にたどり着くのがスリックタイヤという選択肢。 今回はスリックタイヤの中でも特別太いタイヤであるシュワルベのビッグアップルの紹介をしたいと思います。 スリックタイヤの魅力 MTBを街乗りに使うその最大の理由は「かっこいい」というのが大きいんじゃないかなと個人的には思っています。 「段差を楽に超えられる」「乗り心地が楽」といった理由もあると思いますが、「太くてごついタイヤが率直にかっこいい」というのが大きいと思います。 そんな太くてかっこいいMTBタイヤですが、やはり太い分路面抵抗も大きく、クロスバイクやロードに比べて走っていて遅い・疲れるというのはあると思います。 そんな人がたどり着くのがスリックタイヤという選択肢。 ブロックタイヤの様にブロックがないので路面抵抗が少なく、速く楽に走れるのがスリックタイヤの特徴で、街乗りには最適です。 細いスリックタイヤはかっこいいか? MTBを街乗りで速く走るためにと、1.5インチほどの細いスリックタイヤを選択する人も多いと思います。 よく選択されるのはMAXXISのデトネイターでしょうか。 悪くはないと思うんですが、1.5インチまでタイヤが細くなってしまうと、それはもうクロスバイクとなんら変わらないというか、MTBの魅力が失われてしまう様な気がするんですね。 MTBの太いタイヤが好きと言う人は、それで納得できるでしょうか? 出来れば2.0インチ以上のスリックタイヤを選びたい 見た目はMTBっぽく、でもスリックタイヤでとなると、2.0インチ以上のスリックタイヤがお勧めです。 SCHWALBE / KOJAK KOJAKはタイヤの溝が全くない、完全なスリックタイヤなのが特徴です。 最も太いタイヤサイズのラインナップは2.0インチです、 SCHWALBE / BIG APPLE 「バルーンタイヤ」とも呼ばれるビッグアップル。 抜群のエアボリュームが心地よく、タイヤサイズのラインナップも2.0、2.15、2.35インチが揃っています。 MAXXIS / HOOKWORM 今回紹介する中では最もタイヤサイズが太い2.5インチ。 ほぼセミファットと言っていいレベルでしょうか。しかし、太い分だけ重量もやはりそれなりにあります。 お勧めはビッグアップル ビッグアップルは街乗りにスリックへ交換したいけど、細いタイヤは嫌だ、太いタイヤがいいという人にはベストチョイスです。 まず、2.35インチというタイヤの太さ。これだけで採用価値がある人もいるでしょう。 それに加えてビッグアップルは非常に走行性能が高く、転がり抵抗が小さいので太い割には速く走ることができます。 重量は26インチ×2.35インチでは780gと決して軽くはありませんが、転がり抵抗の小ささから、その重さを感じることなく軽快に走ることができ、一般的な価格帯のクロスバイクと比べても遜色ありません。 太いスリックタイヤといえば、MAXXISのフックワームも選択肢に挙がりますが、フックワームは重量が1125gもあるため、走行性能はビッグアップルに軍配が上がります。 ビッグアップルならオフロードも走れる スリックタイヤはオンロード専用、オフロードは走れないと思っていませんか? ビッグアップル程タイヤが太いと、路面を捉える性能も比例して高くなるので、実はスリックタイヤながらもオフロードも十分に走ることができます。 もちろんトレイルや専用コースとなると厳しいかもしれませんが、公園などのちょっとした砂利道や草地程度であれば難なく走れてしまうんです。 ちょっと公園でMTBで遊びたいけど、いちいちタイヤを履き替えるのは面倒・・・という人も、ビッグアップルを履いていれば面倒なタイヤ交換必要もありません。 エアボリュームもたっぷりなので、タイヤ自体に耐衝撃性能もありますし、それに加えてMTBにはサスペンションがあります。 木の根や階段下りくらいなら何の問題もなく走行出来てしまします。 まとめ MTB特有の太いタイヤとオンオフ共に走れる走破性、重量のバランス。 これが、ビッグアップルをお勧めしたい最大の理由でしょうか。 MTBで街乗りをと考えている人は、是非ビッグアップルを試してみて下さい。MTBの紹介、製品レビュー、動画紹介など。