子供が自転車に乗り始めるまでのステップとして、昔は三輪車が一般的でしたが、最近ではストライダーを始めとしたランバイクが普及して来ています。
ランバイクはキックバイクやキッズバイクなどとも呼ばれ、自転車にあるようなペダルがついていないことが特徴です。

様々なメーカーからランバイクは出ていますが、タイヤがプラスチックであったりフレームが貧弱であったりと、MTBが好きなパパさんには少し物足りないものです。
本格的なトレイルやMTBコースとは言わずとも、時には子供と一緒にちょっとした公園や林道といったオフロードを走ってみたりしたいですよね。

今回は、「MTB」と言っても過言ではないだろう、という視点で各社ランバイクを紹介してみたいと思います。
とは言え、中々見つかりません。
MTBも製造しているGitantやTREK、キャノンデールも、MTB専門メーカーではなく総合サイクルメーカーですから、ちょっと目的とは違います。
もちろん、極論を言えばストライダーなどでもオフロードを走れますが、それも求める物とは違いますね。

少なくともメーカーが、オフロードでも走れるアピールをしていることがMTB用途としてのランバイクの最低条件です。

というわけで見つけたのが今回紹介するランバイクです。

ランバイクとは？

まず初めに、かんたんにランバイクについて説明していきましょう。
ランバイクとは、ペダルのない自転車のようなもので、ペダルを漕いで進むのではなく、足で地面を蹴って進むのが特徴です。
「ストライダー」が代表的で、「キックバイク」や「キッズバイク」とも呼ばれています。

2歳からでも乗れる

ランバイクは基本的に足で蹴って進む形なので、基本的な動作は歩く・走るといった動作と変わりありません。
そのため、ペダルを漕ぐ、バランスを取るといった複雑な動作が必要ないため、サドルにまたがることのできる身長であれば、2歳からでも乗ることができます。
少し前までは、自転車に乗り始める前は三輪車が一般的でしたが、ストライダーが日本で普及したことで、こういったランバイクが子供の間に爆発的に増えることになりました。

早く自転車に乗れるようになる

ランバイクに乗っていると、早い段階でバランス感覚を身につけることができるようになります。
三輪車はペダルを漕ぐ動作こそ身につけられますが、自転車でいちばん大切なのはバランス感覚ですよね。
ランバイクには自転車でいうサドル（BB）の位置に足を置くことのできるステップがあるので、3歳にもなればステップに足を置いて、足を地面に付けずにバランスを取りながら走ることができるようになります。

COMMENCAL「RAMONES12」

RAMONES 12
出典：commencal-jp.com

まず真っ先に紹介するランバイクがコメンサルの「RAMONES12」です。
僕の4歳になる息子もこのRAMONES12に載っています。
コメンサルは総合サイクルメーターではなくMTB専門のバイクブランドなので、ラインナップされているキッズ向けバイクのどれもがMTBらしい風格を持っています。

2019年モデルは少し落ち着いたカラーで少し驚きました。
息子は2016年モデルなのですが、結構派手なカラーをしています。

RAMONES 12 2016年モデル

このバイクの特徴は、後付けではありますがディスクブレーキを取り付けられる仕様になっていることです。
フットプラットフォーム(足を置く所)も大きく、立ち上がりもしやすくなっています。

参考価格：¥29,800（税抜）

SPECIALIZED「HOTWALK」

SPECIALIZED「HOTWALK」
出典：specialized.com

スペシャライズドからもしっかりとしたMTB仕様のランバイクが出ています。
スペシャライズドは元々MTBがルーツなようで、プロモーションムービーからもこれがオフロードを十分に想定したランバイクであることが伺えます。

このランバイクはストライダーなど一般普及しているランバイクのようなプラスチックタイヤではなく、ゴム製タイヤでありながら「Airless Rhythm Lite Sport タイヤ」という仕様で、エアの必要がない＝パンクの心配がないことが特徴です。

参考価格：¥18,000（税抜）

GT「Vamoose 」

GT「Vamoose 12" 」
出典：gtbicycles.com

MTB専門バイクメーカーのGTがキッズ向けに出しているのが「Vamoose」で、12インチと16インチのラインナップがあります。
他のメーカーとは違い、ハンドルバーがライザーバーですね。

参考価格：¥17,800（税抜）

まとめ

海外圏のサイトや、MTBのカタログを使って随分調べてみたのですが、思ったよりも少なく３つだけとなってしまいました。
もちろん大手サイクルメーターであるGiantやTREKなどもランバイクは販売しているようですが、MTB要素があるかと言われると怪しいものが多く、結果として残ったのはこの３つだけです。
個人的には大人のMTBと同じような形状をしているCOMMENCALのRAMONESが好きですが、お好みのものはあったでしょうか。

MTBメーカーが作った本格ランバイク3選｜MTB STYLEhttps://www.mtb-style.xyz/wp-content/uploads/2019/11/top3_runbike_for_mtber-1024x683.jpghttps://www.mtb-style.xyz/wp-content/uploads/2019/11/top3_runbike_for_mtber-150x100.jpgnakasea製品紹介子供が自転車に乗り始めるまでのステップとして、昔は三輪車が一般的でしたが、最近ではストライダーを始めとしたランバイクが普及して来ています。 ランバイクはキックバイクやキッズバイクなどとも呼ばれ、自転車にあるようなペダルがついていないことが特徴です。 様々なメーカーからランバイクは出ていますが、タイヤがプラスチックであったりフレームが貧弱であったりと、MTBが好きなパパさんには少し物足りないものです。 本格的なトレイルやMTBコースとは言わずとも、時には子供と一緒にちょっとした公園や林道といったオフロードを走ってみたりしたいですよね。 今回は、「MTB」と言っても過言ではないだろう、という視点で各社ランバイクを紹介してみたいと思います。 とは言え、中々見つかりません。 MTBも製造しているGitantやTREK、キャノンデールも、MTB専門メーカーではなく総合サイクルメーカーですから、ちょっと目的とは違います。 もちろん、極論を言えばストライダーなどでもオフロードを走れますが、それも求める物とは違いますね。 少なくともメーカーが、オフロードでも走れるアピールをしていることがMTB用途としてのランバイクの最低条件です。 というわけで見つけたのが今回紹介するランバイクです。 ランバイクとは？ まず初めに、かんたんにランバイクについて説明していきましょう。 ランバイクとは、ペダルのない自転車のようなもので、ペダルを漕いで進むのではなく、足で地面を蹴って進むのが特徴です。 「ストライダー」が代表的で、「キックバイク」や「キッズバイク」とも呼ばれています。 2歳からでも乗れる ランバイクは基本的に足で蹴って進む形なので、基本的な動作は歩く・走るといった動作と変わりありません。 そのため、ペダルを漕ぐ、バランスを取るといった複雑な動作が必要ないため、サドルにまたがることのできる身長であれば、2歳からでも乗ることができます。 少し前までは、自転車に乗り始める前は三輪車が一般的でしたが、ストライダーが日本で普及したことで、こういったランバイクが子供の間に爆発的に増えることになりました。 早く自転車に乗れるようになる ランバイクに乗っていると、早い段階でバランス感覚を身につけることができるようになります。 三輪車はペダルを漕ぐ動作こそ身につけられますが、自転車でいちばん大切なのはバランス感覚ですよね。 ランバイクには自転車でいうサドル（BB）の位置に足を置くことのできるステップがあるので、3歳にもなればステップに足を置いて、足を地面に付けずにバランスを取りながら走ることができるようになります。 COMMENCAL「RAMONES12」 出典：commencal-jp.com まず真っ先に紹介するランバイクがコメンサルの「RAMONES12」です。 僕の4歳になる息子もこのRAMONES12に載っています。 コメンサルは総合サイクルメーターではなくMTB専門のバイクブランドなので、ラインナップされているキッズ向けバイクのどれもがMTBらしい風格を持っています。 2019年モデルは少し落ち着いたカラーで少し驚きました。 息子は2016年モデルなのですが、結構派手なカラーをしています。 このバイクの特徴は、後付けではありますがディスクブレーキを取り付けられる仕様になっていることです。 フットプラットフォーム(足を置く所)も大きく、立ち上がりもしやすくなっています。 参考価格：¥29,800（税抜） SPECIALIZED「HOTWALK」 出典：specialized.com スペシャライズドからもしっかりとしたMTB仕様のランバイクが出ています。 スペシャライズドは元々MTBがルーツなようで、プロモーションムービーからもこれがオフロードを十分に想定したランバイクであることが伺えます。 このランバイクはストライダーなど一般普及しているランバイクのようなプラスチックタイヤではなく、ゴム製タイヤでありながら「Airless Rhythm Lite Sport タイヤ」という仕様で、エアの必要がない＝パンクの心配がないことが特徴です。 参考価格：¥18,000（税抜） GT「Vamoose 」 出典：gtbicycles.com MTB専門バイクメーカーのGTがキッズ向けに出しているのが「Vamoose」で、12インチと16インチのラインナップがあります。 他のメーカーとは違い、ハンドルバーがライザーバーですね。 参考価格：¥17,800（税抜） まとめ 海外圏のサイトや、MTBのカタログを使って随分調べてみたのですが、思ったよりも少なく３つだけとなってしまいました。 もちろん大手サイクルメーターであるGiantやTREKなどもランバイクは販売しているようですが、MTB要素があるかと言われると怪しいものが多く、結果として残ったのはこの３つだけです。 個人的には大人のMTBと同じような形状をしているCOMMENCALのRAMONESが好きですが、お好みのものはあったでしょうか。MTBの紹介、製品レビュー、動画紹介など。
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