初心者がMTBを初めて購入しようとする時、いきなり何十万円もするMTBを買う人は少ないかもしれませんね。
消費税も10%になり、高額なものを買うのは少しためらってしまいますよね。

初心者が最初に購入を考える大多数が5万円前後のクラスではないでしょうか。
自転車屋さんに行けば1~2万円代のMTBも販売されていますが、これは「MTBルック車」と呼ばれるもので本物のMTBではありません。(オフロード走行禁止のシールが貼られています)

本格的なMTBで、オフロードもしっかり走ることのできる最低限の新車価格帯がこの5万円前後です。
今回は、5万円前後ということで、新車価格6万円以下のMTBを紹介します。

CENTURION「BACK FIRE COMP」

CENTURION「BACK FIRE COMP」

フォーク SR SUNTOUR XCM、SF15-XCM-HLO-DS、100mmトラベル、ロックアウト付
タイヤ KENDA スラント シックス、27.5″×2.1″、仏式バルブ
ブレーキ TEKTRO アウリガ、HD-M290、180mm(F)/160mm(R)ローター
フロント ディレーラー SHIMANO FD-M190-6、31.8mm
リア ディレーラー SHIMANO アセラ、RD-M360
シフター SHIMANO SL-M310
スプロケット SHIMANO CS-HG31-8、11-34T、8スピード
重量 14.3kg
価格 ¥47,800

5万円以下の価格帯ながら現在主流となっている27.5インチのタイヤサイズでディスクブレーキ搭載です。
コンポ類は価格帯それなりではありますが、この仕様なら後からカスタマイズもしやすいですね。

MERIDA「MATTS 6.5-V(2019)」

MERIDA「MATTS 6.5-V(2019)」

フォーク SR 26 XCT-HLO 100(V)
タイヤ KENDA K-1047 26 2.1
ブレーキ V-Brake Linear
フロント ディレーラー Shimano Tourney
リア ディレーラー Shimano Tourney
シフター Shimano ST-EF41
スプロケット Shimano CS-HG200 12 – 32
重量 13.6kg
価格 ¥43,000

英式バルブ、Vブレーキということでこちらはスペック的に街乗り主体で時々オフロードもという用途になりそうです。
MTBなどスポーツバイクで主流となっている仏式バルブは専用の空気入れが必要なので、いきなり機材周りを全て揃えていくのはちょっと・・・という人は選択肢に良いかもしれません。

街乗りプラスアルファくらいのライトな用途であればVブレーキでも制動力に問題が出るようなケースはほぼないでしょう。
考え方によっては安い機械式ディスクブレーキよりもメンテナンスの観点からはVブレーキの方が良いとも言えます。

ただ、フレームにもフォークにもディスクブレーキ台座がないようなので、将来的にディスクブレーキに変えたくなっても無理なので、そこは割り切りが必要かもしれません。

GT「Avalanche Sport」

GT「Avalanche Sport」

フォーク SR Suntour XCT-DS, 100mm, hydraulic lockout, Coil
タイヤ WTB Ranger Comp, 27.5/29 x 2.25″, DNA Compound
ブレーキ Tektro M275 hydraulic disc, 160/160mm rotors
フロント ディレーラー Shimano Altus、34.9 クランプ
リア ディレーラー Shimano Alivio
シフター Shimano Altus、3×9
スプロケット Shimano Alivio、11-34、9-スピード
重量 14.58kg
価格 ¥55,999

油圧式のディスクブレーキと9s変速搭載のMTBです。
アバランチェは同社が出している下位グレードのアグレッサーよりもワンランク上のシリーズで、全体的にアグレッサーよりも若干スペックが高くなっています。
個人的にも初めて所有したMTBですが、MTBとしてかなりオフロードを楽しめるバイクです。
コンポ類をShimano SLXまでグレードアップしていけば相当に楽します。

GT「Aggressor Comp (2019) 」

GT「Aggressor Comp (2019) 」

フォーク SR SUNTOUR XCT、80mm、コイルスプリング
タイヤ 27.5 x 2.25″
ブレーキ Tektro ケーブル式ディスク、160/160mm
フロント ディレーラー Shimano Tourney、31.8 クランプ
リア ディレーラー Shimano Tourney TX800
シフター Shimano EF500 Easyfire、3×7
スプロケット Sunrace、14-34、7-スピード
重量 14.16kg
価格 ¥37,999

GTのエントリーグレードに当たるシリーズの「アグレッサー」は機械式ディスクブレーキに7Speedとスペック的には若干低めではありますが、価格もかなり抑えられており、4万程度で買えるMTBの中では抜群のコストパフォーマンスです。
予算が5万以上の場合はもう少し上のグレードを選択するべきですが、予算が5万未満になる場合は、かなり優先度の高い選択肢になってくるはずです。

Wiggleなら今なら3万円台から購入出来るので、ここまで価格帯が下がると他に選択肢がないレベルですね。
安いからと配になるかもしれませんが、GTはMTB専門メーカーとしての色が強く、強度の点では評判も高いので心配いりません。

GT「Aggressor Expert(2020)」

GT「Aggressor Expert(2020)」

フォーク SR SUNTOUR XCM-DS、80mm、油圧式ロックアウト、プリロード、コイル
タイヤ WTB Ranger Comp、27.5 x 2.25″、DNA Compound、WTB Bee Line、27.5 x 2.0″
ブレーキ Tektro M275 油圧ディスク、160mm ローター
フロント ディレーラー Shimano Altus、フロント 31.8クランプ
リア ディレーラー Shimano Tourney
シフター Shimano M315 Rapidfire Plus、8スピード
スプロケット Shimano Acera、12-32、8スピード
重量 メーカー記述なし
価格 ¥47,999

こちらは同じアグレッサーでも少しグレードを上げたラインナップで油圧ディスクブレーキに8Speed仕様です。
予算にもよりますが、機械式ディスクブレーキはメンテナンスが大変と感じることもあるので、予算に問題なければ油圧ディスクブレーキ搭載のこちらを選択した方が良いでしょう。

GHOST「Lanao 1.6 AL W(2020) 」

GHOST「Lanao 1.6 AL W(2020) 」

フォーク SR Suntour SF15 XCM HLO DS 100 mm
タイヤ Mitas Ocelot 26 x 2.10
ブレーキ Shimano BR-MT200 2/2 Piston 160 mm Disc
フロント ディレーラー Shimano Tourney FD-TY700-TS6
リア ディレーラー Shimano Tourney TX RD-TX800 8-S
シフター Shimano SL-M315
スプロケット Sunrace CSM400 12-32
重量 15kg
価格 ¥58,800

こちらはGHOSTの女性向けMTBシリーズでフレームのトップチューブに少しカーブがついているのが特徴です。
女性向けシリーズではあるんですが、男性でも小柄な人には良いと思います。カラーリングも結構かっこいいですよね。

GHOST「KATO 1.6 AL U (2020) 」

GHOST「KATO 1.6 AL U (2020) 」

フォーク SR Suntour SF15 XCM HLO DS 100 mm
タイヤ Mitas Ocelot 26 x 2.10
ブレーキ Shimano BR-MT200 2/2 Piston 160 mm Disc
フロント ディレーラー Shimano Tourney FD-TY700-TS6
リア ディレーラー Shimano Tourney TX RD-TX800 8-S
シフター Shimano SL-M315
スプロケット Sunrace CSM400 12-32
重量 15.1 kg
価格 ¥58,800

こちらはGHOSTの男性向けのエントリーグレードです。スペック的には上のLanaoと同じみたいですね。

FUJI「Nevada 26 1.9 V-Brake Bike (2020) 」

FUJI「Nevada 26 1.9 V-Brake Bike (2020) 」

フォーク CH-565 26 with 100mm travel
タイヤ Vera Eos, 26″ x 2.1″, 30tpi
ブレーキ TX-117 V-Brake
フロント ディレーラー Shimano Tourney
リア ディレーラー Shimano Tourney 7-speed
シフター
スプロケット Shimano TZ31 freewheel, 14-34T, 7 speed
重量 13.44kg
価格 ¥46,299

26インチタイヤに7Speed、Vブレーキといったスペックなので、このスペックだと街乗り中心の乗り方になりそうです。

FUJI「Addy 27.5 1.5 Hardtail Bike (2019) 」

FUJI「Addy 27.5 1.5 Hardtail Bike (2019) 」

フォーク SR Suntour SF15-XCM-HLO-DS-27.5 with a hydraulic lockout, 100mm
タイヤ WTB Ranger Comp, 27.5×2.25″
ブレーキ Shimano MT200, 180/160mm rotors
フロント ディレーラー Shimano Altus
リア ディレーラー Shimano Deore
シフター
スプロケット Shimano HG200-9, 11-34T
重量 14.43kg
価格 ¥55,999

こちらはディスクブレーキに27.5インチタイヤ、ディレーラーにDeoreといった仕様で少し高めのグレードです。

CUBE「Aim Race 27.5 Hardtail Mountain Bike (2020) 」

CUBE「Aim Race 27.5 Hardtail Mountain Bike (2020) 」

フォーク SR Suntour XCM Disc, 100mm, Remote Lockout
タイヤ Schwalbe Smart Sam, Active, 2.1
ブレーキ Shimano BR-MT200, Hydraulic Disc Brake
フロント ディレーラー Shimano 8speed
リア ディレーラー Shimano 8speed
シフター Shimano 8speed
スプロケット Shimano CS-HG318, 11-34T
重量
価格 ¥55,999

8Speedに油圧式ディスクブレーキ、27.5インチタイヤとスペック的にも良好です。
赤いフレームもかっこいいですよね。

https://www.mtb-style.xyz/wp-content/uploads/2019/12/best-mountain-bikes-under-60000-1024x683.jpghttps://www.mtb-style.xyz/wp-content/uploads/2019/12/best-mountain-bikes-under-60000-150x100.jpgnakasea製品紹介初心者がMTBを初めて購入しようとする時、いきなり何十万円もするMTBを買う人は少ないかもしれませんね。 消費税も10%になり、高額なものを買うのは少しためらってしまいますよね。 初心者が最初に購入を考える大多数が5万円前後のクラスではないでしょうか。 自転車屋さんに行けば1~2万円代のMTBも販売されていますが、これは「MTBルック車」と呼ばれるもので本物のMTBではありません。(オフロード走行禁止のシールが貼られています) 本格的なMTBで、オフロードもしっかり走ることのできる最低限の新車価格帯がこの5万円前後です。 今回は、5万円前後ということで、新車価格6万円以下のMTBを紹介します。 CENTURION「BACK FIRE COMP」 フォーク SR SUNTOUR XCM、SF15-XCM-HLO-DS、100mmトラベル、ロックアウト付 タイヤ KENDA スラント シックス、27.5'×2.1'、仏式バルブ ブレーキ TEKTRO アウリガ、HD-M290、180mm(F)/160mm(R)ローター フロント ディレーラー SHIMANO FD-M190-6、31.8mm リア ディレーラー SHIMANO アセラ、RD-M360 シフター SHIMANO SL-M310 スプロケット SHIMANO CS-HG31-8、11-34T、8スピード 重量 14.3kg 価格 ¥47,800 5万円以下の価格帯ながら現在主流となっている27.5インチのタイヤサイズでディスクブレーキ搭載です。 コンポ類は価格帯それなりではありますが、この仕様なら後からカスタマイズもしやすいですね。 センチュリオン(CENTURION) マウンテンバイク BACKFIRE COMP 30.27 33 BK/RD 18 48cm ¥47,800 amazon MERIDA「MATTS 6.5-V(2019)」 フォーク SR 26 XCT-HLO 100(V) タイヤ KENDA K-1047 26 2.1 ブレーキ V-Brake Linear フロント ディレーラー Shimano Tourney リア ディレーラー Shimano Tourney シフター Shimano ST-EF41 スプロケット Shimano CS-HG200 12 - 32 重量 13.6kg 価格 ¥43,000 英式バルブ、Vブレーキということでこちらはスペック的に街乗り主体で時々オフロードもという用途になりそうです。 MTBなどスポーツバイクで主流となっている仏式バルブは専用の空気入れが必要なので、いきなり機材周りを全て揃えていくのはちょっと・・・という人は選択肢に良いかもしれません。 街乗りプラスアルファくらいのライトな用途であればVブレーキでも制動力に問題が出るようなケースはほぼないでしょう。 考え方によっては安い機械式ディスクブレーキよりもメンテナンスの観点からはVブレーキの方が良いとも言えます。 ただ、フレームにもフォークにもディスクブレーキ台座がないようなので、将来的にディスクブレーキに変えたくなっても無理なので、そこは割り切りが必要かもしれません。 MERIDA(メリダ) MATTS 6.5-V(マッツ 6.5-V) マウンテンバイク 2019年 37サイズ ¥43,000 amazon GT「Avalanche Sport」 フォーク SR Suntour XCT-DS, 100mm,...MTBの紹介、製品レビュー、動画紹介など。